令和6年第2回帯広市議会定例会が開催され、重要な議題が多数審議された。
まず、会期は本日から6月25日までの16日間に決定された。続いて、とかち広域消防事務組合議会議員の追加選挙が実施された。今回の選挙では、今野祐子議員が選出され、「市民の安全を守るため全力を尽くしたい」と述べた。
次に、議会運営委員長の報告があり、議案における個人情報の取り扱いについての調査結果が示された。これは市民意識の高まりを受けたもので、今後も開かれた議会運営を目指す方針が強調された。
また、米沢則寿市長からは専決処分に関する報告があり、家賃滞納の調停が成立したことを報告した。さらに、帯広市税条例の一部改正については、特別税額控除の新設や固定資産税の特例延長等が含まれ、これらは市民に対する税負担軽減を図るものである。
その後、令和6年度帯広市一般会計補正予算が議題に上がり、新キリン舎の建設工事費などが追加されることが説明された。これを受け、市民の生活水準向上に貢献することが期待されている。
議案第65号から67号では、複数の工事請負契約が締結されることとなり、大空団地や上帯広農業センターに関する本工事が承認された。
特に、議案第56号の補正予算案では、エネルギー・食料品価格の高騰を背景に、住民支援策として給付金の支出が決定された。また、福祉・介護職員の処遇改善に関する経費も追加される。
報告も数件行われ、帯広市土地開発公社や文化スポーツ振興財団の経営状況が報告された。これにより、各事業の透明性が確保される。
最後に、会議は事務的な手続きで終了し、休会に入ることも決定され、次回は6月17日に予定されている。議員たちの意見交換等が今後の議会運営に影響を与えることが期待される。