令和3年第4回帯広市議会定例会が開催され、さまざまな議案が審議された。
会議では、29人全員の議員が出席し、会期は本日から6月25日までの16日間と決定された。市長の米沢則寿氏は、議案第48号の帯広空港誘導路改良工事に関する契約について、6億4,221万3,000円で特定建設工事共同企業体と契約締結を予定していると説明した。工期は11月30日までとなっている。
また、議案第49号の帯広圏都市計画道路3・3・47号学園通整備工事についても言及。こちらは1億9,250万円の契約を提案し、工期は令和4年3月18日までとされている。米沢市長はこれらの工事が地域のインフラ整備に寄与することを強調した。
次に、令和3年度帯広市一般会計補正予算に関する議案が提出され、米沢市長は感染症対策のための補助金追加等および企業支援に関連する予算措置について説明した。特に、消費喚起を促進するためのプレミアム付商品券の発行経費が盛り込まれていることが新たな取り組みとして注目されている。これにより地域経済の活性化が期待される。
さらには、押印見直しに伴う条例整備や、税条例の一部改正なども議題に上がり、円滑な行政運営を図るための方針が示された。市民生活に直結する法改正も含まれ、重要な意義があるとみられる。報告事項として、市が出資する公益財団の経営状況も広報され、透明性の向上が求められる中で、各法人の信頼性確保が議論された。
以上の議案が審議され、最終的にはこれらの全てが原案通り可決された。次回の本会議は明日、午前9時30分から予定されている。