令和3年6月、第4回帯広市定例会が開催された。
本会議では、さまざまな議案に対する議論が交わされた。米沢則寿市長は、令和3年度帯広市一般会計補正予算やばんえい競馬会計補正予算を提案し、さらなる地域振興を目指す方針を示した。特に、緊急事態宣言が解除された中での新型コロナウイルスの影響についても言及し、地域経済の回復に向けた施策の重要性を強調した。
議案第45号の「押印見直しに伴う関係条例の整備に関する条例制定について」では、業務のデジタル化推進に伴う利便性向上が期待されている。これにより、行政手続きの効率化が進むと見られている。
また、グリーン成長戦略に関連し、帯広市が環境対策に注力する姿勢が記録された。
「地域の産業政策と環境政策の好循環を実現する」と語った米沢市長の言葉が印象的であった。特に、カーボンニュートラル達成に向けて、地域資源を活用し、持続可能な環境づくりを進める必要性を強調した。
さらに、 上野庸介議員による新型コロナウイルス感染症の対応に関する質問では、感染拡大の原因分析や、学校教育におけるデジタル化、そしてグリーン成長戦略について次々と意見交換が行われた。
このように、第4回定例会は、地域の課題解決や新たな政策の実行に向け、多くの議論が反映された内容であった。会議の内容は、今後の実施計画に反映されることが期待される。