令和4年第4回帯広市議会定例会が開会され、29名の出席議員が確認された。
まず、議事日程が報告され、会期は6月14日から7月1日までの19日間と決定された。
続いて、十勝圏複合事務組合議会議員と十勝中部広域水道企業団議会議員の選挙が行われ、清水誠一議員と楢山直義議員がそれぞれ当選した。
また、米沢則寿市長が専決処分に関する報告を行い、調停の成立や自動車運行上の事故に係る損害賠償額の決定について説明した。
市長は、特に調停については家賃等の滞納解消を目指して申立てたことを強調した。
さらに、工事請負契約に関する四件の議案が一括して議題に上がり、それぞれの契約金額や工期が報告された。
特に、帯広空港誘導路改良工事その2については契約額が4億6,955万7,000円となり、工期は12月20日までと示された。
議案62号の令和4年度一般会計補正予算第6号も提案され、補助金支出の差止めに関する訴訟について市長が説明した。特に予算の調整が行なわれ、地方交付税を財源として追加されることになった。
続いて、市長は令和4年度の市政執行方針について説明し、フードバレーとかちを旗印に地域の資源を活かした取り組みや、新型コロナウイルス感染症からの回復策について明らかにした。
特に、地域経済の活力向上と、医療、教育、福祉、子育て支援の充実を挙げ、引き続き市民との連携を強化する意向を示した。
最後に、この日の会議は全ての議題が終了し、6月17日午前10時から次回の本会議が開かれることを報告し散会となった。