令和4年第6回帯広市臨時会は、10月14日に市長からの招集告示を受け開会した。最初の議事では、指定議員による会議録の署名が行われ、その後、本臨時会の会期が本日1日限りと決定された。
会の進行において、議案第93号として「令和4年度帯広市一般会計補正予算(第11号)」が提案された。米沢則寿市長は、この補正予算が主に住民税非課税世帯を支援するための給付金や新型コロナワクチン接種の実施に伴う経費を含むことを説明した。
予算の詳細について、市長は「民生費」には電力や食料品の価格高騰に対応した給付金を含むことを強調した。また、「衛生費」には生後6ヶ月から4歳までの乳幼児を対象とするワクチン接種にかかる経費が追加されることが説明された。市長の説明の後、議案に対する質疑が行われた。
審査特別委員会が設置され、委員長は杉野智美議員が務めた。彼女は、民生品関係の質疑で急変家計世帯への支援策について慎重な対応を求められ、対象者への周知徹底を要請した。
また、新型コロナウイルスワクチン接種に関連し、接種の効果や市民への周知方法についても質疑がありました。いずれの質疑も、専門的かつ実践的な意見であり、今後の運用に向けた議論が活発に行われた。
その後、委員会からの報告に基づき、議案第93号は全会一致で原案可決の意見が表明され、本日の議事がすべて終了した。市議会は、議案を無事可決し、適切な予算の執行が期待される。議長は会議の閉会を告げ、午後4時23分に終了した。