令和4年第5回帯広市議会定例会が開会し、さまざまな議案が審議される。
議長の有城正憲氏が会議の開始を宣言し、出席状況が報告された。出席議員は26名で、2名の議員が欠席している。その後、議事日程に従って会議が進行した。
会期については、議長より本日から9月30日までの26日間とすることが提案され、異議なしとの確認のもと決定された。続いて、議案第88号である「帯広市功労者の表彰について」が提案され、米沢則寿市長が発言。市政の発展に貢献した方々を表彰することに関し、意義深いものと強調した。表彰式は11月1日の記念式典で行われる予定である。
次に、議案第79号から第87号まで、令和3年度帯広市一般会計歳入歳出決算認定が一括して提案された。米沢市長は、新型コロナウイルス感染症対応の重要性を述べ、持続可能で活力のある地域経済創出への取り組みを強調した。決算の概要として、一般会計の歳入決算額は約960億円に達し、実質的に22億5000万円の黒字であった。
国民健康保険会計や介護保険会計の状況も報告され、感謝の意が示された。水道事業においては、収入総額が41億8000万円であり、持続的な利便性を維持するよう求められている。
続いて、令和4年度一般会計補正予算についても提案され、生活支援策や公共交通の維持対策が盛り込まれた。米沢市長は低所得者への支援や特定不妊治療の助成を拡充する方針を示した。
会議の最後には、議案審査特別委員会が設置され、詳細な質疑が行われることが確認された。次回の定例会合は9月10日と定められ、全体の進行状況が報告された。