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新型コロナウイルス対策に多くの議論が交わされる令和2年第1回帯広市定例会

令和2年第1回帯広市定例会で新型コロナウイルスなどの影響に対する対策が議論され、市長が市政執行方針に基づく各施策を説明。
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令和2年第1回帯広市定例会が始まり、主要な議題が取り上げられた。

出席議員は29人全員であり、今回は市政執行方針に対する質疑並びに一般質問が中心となった。

最初に、稗貫秀次議員が市政執行方針について質疑を行った。災害や新型コロナウイルスの影響について言及し、防災意識の重要性を呼びかけるとともに、医療体制の維持・確保に関する質問を行った。米沢則寿市長は、地域医療体制の強化として、帯広厚生病院の改築や休日診療の導入を挙げた。市民が安心して医療を受けられる体制が整備されていると述べた。

また、健康寿命の延伸に向けた施策についても質問があり、稗貫議員は市民の健康維持のための具体策を求めた。米沢市長は、検診や保健指導を進め、市民や企業による自主的な健康づくりを促進する考えを示した。

環境に関する取組みも重要な議題として挙げられた。稗貫議員は、帯広市が環境モデル都市であることを踏まえ、環境負荷の低減に向けた総合的な施策を求めた。市長は太陽光発電やバイオマスの活用など、地域特性を生かした具体的な成果を強調した。

さらに、観光振興と地域経済の在り方についても質問が行われた。稗貫議員は、観光客誘致のためのプロモーションの重要性を訴え、新型コロナウイルスが観光業にも影響を及ぼしていることを指摘した。市長は観光振興にかかる新たな財源の確保を目指すとし、地元産の魅力を活かした取り組みにも期待を寄せていた。

最後に、中心市街地の活性化についての質問もあった。稗貫議員は、中心市街地の過去の取り組みに対する成果と現状の課題を指摘した。市長は、事業者等との連携を深めることで、さらなる賑わいを取り戻すための計画を進めているとの見解を示した。

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議会名令和2年第1回帯広市議会定例会
議事録
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