令和3年第3回帯広市議会臨時会が開会した。議題には、さまざまな行政報告や予算案が含まれている。特に、議案第41号では一般会計の補正予算が提案された。
市長の米沢則寿氏は、地方税法の改正に伴う報告や財政状況に関する説明を行った。議案第42号では、帯広市税条例の一部改正についての専決報告が行われた。また、民生費の支出や、農業機械の補助に関する経費も含まれており、国庫支出金や道支出金の追加予算が説明された。
議員からは、一般会計補正予算の構成や、特に高齢者施設入所者への支援策についての質問が寄せられた。稗貫秀次議案審査特別委員長は、この点に対して細やかな支援内容を説明し、府が考える対象拡大の意向を示した。
全ての議案において質疑が行われ、特に新型コロナウイルス対策に関連する議論が多く交わされた。臨時会の結論として議案第41号と第42号は全会一致で承認された。委員会の選任に関しても、異議なく進められた。
最終的に、貴重な市民の意見を反映した新しい方針が決定され、閉会中の継続調査の申し出も承認された。これにより、今後の市政運営に対する期待が高まる結果となった。