令和6年第2回北見市議会が開催されました。
議事では、全国市議会議長会の表彰状が伝達された後、議案の審議が行われました。今回の会議では、議案第1号から第12号までの計22件が提案され、補正予算などが主な内容です。
市長の辻直孝氏は、議案第1号の令和6年度一般会計補正予算について説明しました。今回の補正は、橋りょう維持補修費など、早急に予算化が必要な事業を含むとのこと。また、一般会計では21億1,563万9,000円の追加となり、補正後の予算規模は787億7,453万9,000円になる見込みです。
副市長の武田雅弘氏も補正予算の詳細を説明し、民生費や衛生費に関する項目を挙げ、社会福祉法人支援などが含まれていると強調しました。特に社会福祉法人が行う認定こども園を支援する事業や、新型コロナウイルスワクチンの定期接種事業に向けた予算も設定されています。
報告も数多く行われ、特に継続費繰越計算書や土地開発公社の経営状況についての内容が注目されました。これにより、市が出資する法人の経営状況がより透明性を持って提示され、市民の信頼を得る努力が進んでいます。
最後に、議案については原案通り可決され、次回は会期の休会が決定しました。休会は6月14日から18日までの5日間です。議長の飯田修司氏は、今後の議会運営について市民への説明と報告を忘れずに行うよう呼びかけました。