令和6年第2回北見市議会が6月27日に開催された。
議会では、重要な議案や意見書案に関する報告が行われ、審議が進められた。
それに加えて、各常任委員会の委員及び委員長の選任も執り行われた。
本会議では、まず議案第2号から第12号までの審議が行われた。
総務教育常任委員会の委員長である高橋善治氏は、予算案に関する質疑の結果を報告した。
特に、令和6年度一般会計補正予算に充てられる財政調整基金の増額が議題に上った。
また、福祉民生常任委員会の小野卓也氏は、地域おこし協力隊経費について議論した。
隊員の活動内容や経費の内訳に関する質疑が行われ、市民活動への支援が一層強化されることが期待されている。
産業経済常任委員会の木村則夫氏は、農業振興に関する回答を行った。
麦や大豆の国産化推進に向けた助成政策を採用することが報告され、農業機械導入の支援についても言及した。
さらに、各常任委員会の委員及び委員長が選任された。
総務教育常任委員会の委員長には長南幸子氏が選ばれ、議会運営委員会の委員長には小野卓也氏が選ばれた。
各委員長は、議会の円滑な運営を誓う挨拶を行った。
意見書案についても数件が提案された。
ゼロカーボン北海道の実現に向けた森林施策の充実や、地方財政の強化に関する意見書が議題となり、原案の通り可決された。
最後に、監査報告が行われ、いずれも適正であったことが確認された。
本日はこれらの内容を全て決定し、議会は無事に閉会を迎えた。