令和元年6月28日、北見市議会にて、地域公共交通の充実を含む高齢者や子どもに対する支援策について重要な議論が行われた。
議会では、特に高齢者や交通弱者の移動手段に関する課題が多く取り上げられた。これに対し、桜井由美子議員は、運転免許証の自主返納に伴い、交通の確保が必要と指摘。バス停までの距離が高齢者にとって大きな障壁となっている現状を述べ、市が地域公共交通をいかに充実させていくかが求められていると強調した。
また、桜井議員は、ユニバーサルデザインの考え方に基づき、駅前地下道の階段の解消についても質問を行った。この地下道が高齢者や障害者にとって利用困難になっていることを重視し、市の取り組みを求めた。
さらに、子どもの貧困問題についても言及され、特に一人親家庭の実態や支援策の重要性が強調された。桜井議員は、生活保護や児童扶養手当などの施策が現状でどのように機能しているかを問うた。