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北見市定例会、ラグビーワールドカップに必要な施策を議論

北見市の第1回定例会で、人口減少や高齢化に伴う施策が必要と議論された。
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令和元年第1回北見市定例会が6月26日、開会した。出席議員数は27名で、熊谷裕議員が病気のために欠席した。

会議は議長の高橋克博が進行し、まず日程第1、会議録署名議員の指名を行った。指名されたのは森谷隆文議員と桜井由美子議員である。

続いて、日程第2の議会運営委員会委員の辞任について議論された。先日、熊谷裕議員の辞任が了承され、続く日程第3で新たに菊池豪一議員が委員に選任された。

日程第4では、議案第1号から第10号まで、さらに第12号と第13号、および報告第1号から第12号の合計24件を一括して議題とし、代表質問に移った。公明党を代表して斎藤昭利議員が登壇し、議長の許可を受けて質問を行った。

斎藤議員は、9月20日から始まるラグビーワールドカップ2019についてその重要性を述べ、オホーツク圏の人口減少や少子高齢化に対応する施策が急務であることを強調した。「今を変えなければ未来は変わらない」との言葉を引用し、北見市として具体的な手立てを講じるべきだと訴えた。

続く質疑では、北見市長である辻直孝氏が今後10年におけるまちづくりの指針、すなわち第2期北見市総合計画を取りまとめたことを示し、地域の活力を生む施策を進める決意を固めたことを明らかにした。特に、災害対策や子育て支援、産業活性化など、人口減少や地域の抱える課題に対しバランスよく対応するとの意向を示した。

その後、市民・連合クラブの隅田一男議員が代表質問を行い、高齢化の進展による地域課題や市営住宅、子ども医療費助成制度について取り上げた。特に、北見市の高齢者の増加が産業や行政に及ぼす影響について懸念を示し、適応的な施策を講じるべきだと訴えた。

さらに、日本共産党の菊池豪一議員は、市長の政治姿勢や格差と貧困対策、そして上下水道料金の減免制度について厳しい疑問を投げかけた。特に、国民健康保険における高額な保険料がもたらす生活への影響を指摘し、緊急の対策を求めた。

議会開催日
議会名令和元年6月 定例会 北見市議会
議事録
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