令和4年12月9日、北見市議会は令和4年第4回定例会を開催した。
午後2時41分に散会し、様々な重要な議題が議論されました。特に注目されたのは、吉田哲議員や菊池豪一議員、小野卓也議員による一般質問でした。
吉田哲議員は、次代に向けた共生社会の実現に関し質問を発表しました。少子高齢化社会において、地域社会の課題として孤立を解消し、共生を促進する重要性を強調しました。特に、地域福祉計画に基づく皆の居場所作りやヘルプカードの活用を支持し、この施策の具体的な進捗状況を求めました。吉田議員は、育児と介護の両立や8050問題への関心を示し、地域共生社会実現のための体制整備を提案しました。
次に、菊池豪一議員が質問した内容では、マイナンバーカードと健康保険証の一体化について言及しました。具体的には、国民からの不安の声が大きく、マイナンバーカードを持たない人々に対する医療保障のあり方についての質問がありました。菊池議員の質問は全ての市民が医療にアクセスできる権利を強調するものでした。市の見解として、厚生労働省と連携し、国民の理解を得つつ進める姿勢を表明しました。
小野卓也議員は外国人との共生について提起しました。現在の北見市における在留外国人の数は577人であり、市民との良き連携が求められています。小野議員は、市が外国人向けの情報提供や相談窓口を設立することの重要性を訴えました。国際交流部門の強化も必要で、この点についても市の取り組みが期待されています。
また、町内会の地域活動についても同議員から質問があり、加入率の低下や役員の高齢化について深刻な認識が求められました。市は地域自治の基盤を強化するための取り組みを進めていくことを約束しました。
さらに、森谷隆文議員は、少子高齢化対策や財政の健全化に向けた施策を問いました。特に、人口減少が進行する中で、育児休暇や育児支援の整備が急務であると訴えました。成功した施策の好事例を広め、現実的かつ効果的な施策を模索する姿勢が必要とされています。