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北見市議会、過疎対策法の意見書可決

北見市議会が新たな過疎対策法の制定に関する意見書を全会一致で可決し、地域活性化を目指す方針を示した。
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令和元年第1回定例北見市議会が、7月4日に開催された。議会は、議案や意見書に関する質疑を行い、重要な決議がなされた。

最初に、議長の高橋克博氏が開会を宣言。出席議員は26名であり、鑓水議員と熊谷議員の2名が欠席した。事務局長の置田俊一氏が、本日の議事日程を報告し、議案の審査に関する準備が整ったことを確認した。

議題となった議案について、まずは総務教育常任委員会の長南幸子氏が登壇し、議案第5号に関連する職員の勤務条件について質疑が行われた。議員からは、任用されている嘱託職員や臨時職員の身分の保障に関する質問が寄せられ、これに対して理事者は適切な答弁を行った。

続いて、福祉民生常任委員会の川島章則氏は、令和元年度一般会計補正予算に関する質疑を共有。生活保護法の改正に伴う新しい施策に関する詳細が議論され、受給者の健康管理支援事業の進捗が求められた。

産業経済常任委員会の田村淑江氏も報告を行い、農業振興に関わる施策について質疑があり、特に農作物の病害対策について懸念が示された。議員は、農業の収益性向上を目指した地道な努力が必要であると指摘した。

建設上下水道常任委員会の伊藤徳三郎氏は、上下水道事業に関する議案の報告を行い、災害対応のための非常用水源の設置などが取り上げられた。これに加え、長期使用に伴う配水管の維持管理についても質疑が行われるなど、インフラ整備の重要性が再認識される場面が見られた。

また、「新たな過疎対策法の制定に関する意見書」が採決され、全会一致で可決された。この意見書は、地域の活性化を図るための重要な施策として位置づけられている。

各委員長の報告の後、出席議員からの質疑や意見が相次ぎ、さらに活発な議論が展開された。特に、中崎孝俊議員からは、山の水族館の名称に関する意見が示され、議会での整合性が求められた。

最終的に、すべての案件が採決され、原案通り可決されることが確認された。この会議を通じて、北見市議会は地域発展に向けた具体的な行動を示し、議員間の協力を強化することができた。

議会開催日
議会名令和元年第1回北見市議会
議事録
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