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北見市臨時議会、新庁舎開庁に伴う重要議案を可決

北見市議会が令和3年第1回臨時会を開催し、新庁舎での初会議が行われた。補正予算案や無償貸付けについての議案が可決。
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令和3年第1回北見市臨時議会が1月20日に開催された。

新庁舎での初めての会議が行われ、市長の辻直孝氏が新年の挨拶を行った。市長は、新庁舎の開庁について祝意を表し、市政の発展への協力を訴えた。特に、新型コロナウイルス感染症対策に言及し、ワクチン接種の準備を進める方針を示した。

議題に上げられた議案は、令和2年度一般会計の補正予算など従来の重要課題である。補正予算の内容では、コロナ対策としてのワクチン接種に必要な経費が含まれ、予算規模は約978億円に達する見込みであると市長が説明した。

議案第2号では、北見市立とん田保育園改築工事についての契約が提案され、入札方式についても言及された。この改築工事は昨年の債務負担で予算が決定されていた。市長は「子供たちの未来を支えるため、万全を期す」と強調した。入札結果の透明性の確保についても、議論が行われた。出席の加城博志議員からも意見が出され、ワクチン接種への施策更新と市民の安全に寄与する施行の必要性を訴えていた。

さらに、議案第3号では、まちきた大通ビルの無償貸付けが提案された。業界の状況を考慮し、賃料を徴収する方針を先送りする形で無償貸付けが決定されたが、議員の中には見直しを求める声も上がった。松谷議員は「他の商業施設との不公平感を生じさせる」と懸念を示した。また、議会では健全経営の透明性に関する監査の実施が求められ、株式会社まちづくり北見の管理状況に関する質疑も行われた。

次に、監査委員の選任について市長が発表し、新たに加藤直信氏が選任された。議会は異議なくこれを承認した。

今回の臨時議会は、多くの重要案件を議決し、議員間での質疑応答を通じて市民に安定の施政を図ることが再確認される集まりとなった。

議会開催日
議会名令和3年第1回臨時北見市議会
議事録
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