北見市議会は、令和6年3月22日に第1回定例会を開催した。議題には、各種議案や報告、意見書案が提出され、審議が行われる。具体的には、副市長の選任や教育長の任命に関する案、さらには人権擁護委員やオンブズマンに関する議案が多く挙げられた。
まず、予算審査特別委員会の報告には、令和6年度の一般会計予算についての質疑が含まれ、特に木村則夫議員からの報告が注目された。木村議員は、委員会における議案の審査結果について説明し、一般会計予算案が賛成多数で可決されたことを伝えた。
続いて、小野卓也議員が予算審査第2特別委員会の報告を行い、別の複数の議案についても審査が行われた結果、いくつかの議案に関して意見がまとまらなかったことを明らかにした。議案第1号から第5号など多くの案件が賛成多数で可決された一方で、議案第3号に関して議論が分かれた。
また、人権擁護委員の候補者推薦を含む議案第38号と39号については、新たに山本以久子氏が推薦され、松平典子氏の継続も決定した。これに対して異議はなく、無事に議会の同意を受ける形となった。
市長の辻直孝氏は、職務の説明も行い、副市長や教育長の任命についても同様の手続きが進められた。副市長には武田雅弘氏が、教育長には佐々木賢一氏が選ばれ、それぞれ議会からの同意を得たことは、行政の安定に寄与する重要な出来事として評価されている。