令和2年第1回臨時北見市議会が1月17日に開催された。
議会では、議案第1号「令和元年度北見市一般会計補正予算」および議案第2号「教育長の任命」について審議が行われた。
まず、市長の辻直孝氏が議案第1号に関して提案理由を説明した。補正予算は、高齢者福祉費の支出に有料老人ホーム整備事業費補助金を含む。
その後、農林水産業関連として、常呂町農業協同組合によるニンニク選別機械導入を支援する内容も盛り込まれている。今回の補正により一般会計は764億4,621万9,000円になるという。特に、大規模な予算運用が見込まれることから、市民サービス向上への期待が高まる。
次に、教育長の任命議案が上程された。市長は、現教育長の志賀亮司氏を再任することを提案し、議会の同意を求めた。議員たちから質疑はなく、討論が行われることもなく同案は可決された。
志賀氏は、議会の同意に感謝し、今後の教育に関する更なる努力を誓った。議会は全議案を議了し、午前10時12分に閉会した。市民にとっては新たな取り組みや期待が示され、重要な節目となる臨時会であったと言える。議会の進行は円滑に進み、迅速な決定がなされたことが印象に残った。これを受けて、北見市の発展が期待される。