令和4年12月12日の北斗市議会定例会では、重要な議題が複数取り上げられた。
特に関心が集まったのは、LED照明設備整備を調査する特別委員会の設置についてである。
新関一夫議員は、照明器具設置に関する問題を指摘し、特別委員会設置を提案した。
これに対し、議会は賛成者多数で動議を採択するも、一事不再議の規定により、動議は否決された。
議長の中井光幸氏は、この動議に対する議会の意見を受け取る後、追加日程にて特別委員会設置の必要性を議題として再確認した。
新関議員は、調査の目的として、契約内容の違いや現場の実情についての議員の責任を強調し、徹底的な調査の重要性を訴えた。
その後、北斗市職員の定年等に関する条例の改正案が討議され、議案は原案の通り可決された。
この改正により、職員の定年年齢が65歳に引き上げられることとなり、管理職については60歳を役職定年とする。
一方で、北斗市手数料徴収条例の一部改正および営住宅条例の改正も一括で審議され、これらも無事に可決された。
また、損害賠償案件に関する議案も提案され、水道施設の管理に起因する事故についての賠償を規定するものであった。
最後の議題として、一般会計補正予算や特別会計予算について二件が上程され、いずれも原案の通り可決された。
議会は同日、閉会を宣言し、次回の会議に向けての準備が求められる状況となった。