令和3年12月14日、北斗市議会は第4回定例会を開会し、複数の議案を審議した。
この日は、特に北斗市健康センターとせせらぎ保健センターの指定管理者についての議案が注目された。総務常任委員長の山本正宏氏が報告したところによれば、原案通り可決が決定された。この指定管理者には、社会福祉法人函館緑花会が選ばれ、指定期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とされる。
また、北斗市国民健康保険条例の一部改正案件についても、文教厚生常任委員長の新関一夫氏が報告をし、原案通り可決となった。主な改正理由は、産科医療補償制度の掛金見直しに伴う出産育児一時金の増額である。具体的な支給額として、出産育児一時金が40万8,000円に引き上げられる。
さらに、令和3年度一般会計補正予算についても審議された。池田達雄市長は、この補正予算が新型コロナウイルス対策の一環であり、子育て世帯への給付金支給を含むことを強調した。具体的には、18歳以下の子供1人につき5万円を支給し、その他の経費として約3億5,000万円が計上されている。
会議では、各議案が一括して審議され、質疑応答や討論を経て、最終的には全ての議案が原案通り可決された。これにより、北斗市の健康改善策や財源確保、その他サービス向上に向けた一連の取り組みが進展することが期待されている。