渋川市議会は令和5年3月の定例会を開催し、主に議長の選挙や常任委員の選任などが議題に上った。
本定例会では、臨時議長として加藤幸子議員が議長を務め、まず議長選挙が行われた。出席議員18人が参加し、安カ川信之議員が8票の支持を得て当選した。安カ川議長は選挙後、「市勢発展に全力で職責を果たす」と強調し、議会のチェック機能を強化していく意向を示した。
副議長選挙では、板倉正和議員と角田喜和議員が同数の得票を得たため、くじ引きで副議長が決定された。結果、板倉議員が副議長に選任され、「安カ川議長のもとで全力で働く」と喜びを語った。常任委員の選任は、それぞれの議員6名が選ばれ、効率的な議会運営が期待される。
会期は今日から26日間に決定され、特に議会運営委員の選任が行われなくてはならない。今回の選挙では、常任委員委員長や副委員長の任命も報告され、役員体制の整備が進んでいることが示された。
また、渋川地区広域市町村圏振興整備組合議会議員や群馬県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙も実施された。これらの選挙は地方自治法に基づき、既に指名された議員によりスムーズに進行し、全ての議題が無事に終了した。