3月6日、渋川市議会において第1回定例会が開かれ、多数の議案が審議された。
今回の会議では、議案第1号の市道金井大野線の工事請負契約変更についてが中心に議論された。
まず、都市のインフラ整備を目的とするこの議案には、市民生活において必要な工事と認識されている。
議長の石倉一夫議員は、「この工事は市民にとって重要であり、早期の対応が求められている」と述べた。
議案第2号では、渋川スカイランドパーク第1駐車場の改修工事請負契約の変更が議題に上った。
市は、観光客の利便性向上を目指し、この改修を急務と考えていると伝えた。
また、議案第3号と第4号では、市等公平委員会の共同設置に関わる協議についてもあり、これに対しても質問が寄せられた。
続いて、議案第6号の個人情報保護条例改正が審議され、市民のプライバシー保護を強化する内容で可決された。
また、議案第9号には職員定数条例の改正が含まれており、職員数の見直しが進められることが報告された。
その後、議員提出議案である「精神障害者の交通運賃等割引制度の適用に関する意見書」が審議され、これに対して多くの賛同が示された。
安カ川信之議員は、「交通費に関する支援が必要であり、ぜひとも実現を目指していきたい」と訴えた。
また議長の辞職が報告され、新たに田邊寛治議員が議長に選出され、議会運営の新たな一歩が始まった。
新しい体制の下で渋川市のさらなる発展が期待される中、議会では引続き市民に密着した行政運営が行われることが願われている。