令和4年第4回高山市議会臨時会が開催され、本会議では重要な議案が多数審議されました。
まず、会期の決定において議長の発言により、会期は本日1日で済ませることが確認されました。
これをもって、本議会における円滑な進行が図られています。
次に、高山市議会議員の議員報酬等に関する条例の改正が提案され、総務部長の荒城民男氏から、改正案についての説明が行われました。
提案の理由は、期末手当の支給率を引き下げるもので、これは令和3年の人事院勧告に基づくものです。期末手当の支給率は217.5分の210とされます。
これに対して、上嶋希代子議員は、減額の影響について疑問を呈し、職員の支持に基づいた議案であるべきだとの意見を述べました。
この発言は、職員組合との協議を経ている旨、荒城氏が応答し、理解を求めました。
さらに、特別職職員及び一般職職員の給与についても同様の内容で議案が提案され、いずれも減額が決定されました。対象となる職員は合計で1184名で、期末手当の減額総額は6200万円に上る見込みです。これについても上嶋議員が市民経済への影響を指摘し、慎重な検討を求めいました。
また、市議会は急速に進化する事情を鑑み、新たに除雪グレーダの取得を議題にあげ、本格的な冬期に向けて市民の安全を確保する手段を整えることを確認しました。取得金額は2956万8000円で、新興自動車株式会社との契約が決定され、納期についても考慮されています。
加えて、議長と副議長の辞職に関する件も取り扱われました。中筬博之議員が議長を辞職し、その後の議長選挙で水門義昭議員が選出されました。
副議長の選出では谷村昭次議員が迎えられ、議会の運営に新たな風が吹き込まれることとなります。
最後に、市民活動の推進を旨として、広報広聴委員会委員の選任やその他各常任委員会の報告が行われました。これにより、議会としての透明性向上が目指されています。