令和元年第2回高山市議会臨時会が開催された。議会では、議長、副議長の選挙を含む重要な議題が審議された。
まず、議長選挙では橋本正彦議員が圧倒的な支持を受けて当選した。橋本議員は就任の挨拶で、「今後の議会運営には皆様のご協力が不可欠です」と述べ、議員及び理事者に対し協力を求めた。
続いて、副議長選挙が行われ、渡辺甚一議員が選出された。在職中の実績を踏まえ、橋本議長は「渡辺議員が、副議長としてしっかりと機能してくれる」と期待を寄せた。
更に、議会運営委員会の委員に伊東寿充、西田稔、沼津光夫、山腰恵一、車戸明良、中田清介、牛丸尋幸の各議員が選任された。これは、議会の運営効率を高めるための重要な選択である。
また、議第50号の監査委員の選任では、議長提出の案が全会一致で承認された。新たな監査委員として倉田博之議員が任命された。
さらに、今回の臨時会では高山市税条例の改正案が提出された。上田和史財務部長が説明したところによれば、住宅ローン控除に関する新しい措置が導入され、個人市民税への影響が期待されることが示された。
また、環境政策部長からは、資源リサイクルセンター焼却施設の点検整備等の業務委託契約について説明があった。この業務は、施設の適正運営と周辺環境の維持を目的としており、金額は約4億3千万円に上る。業務は、契約先として指定された三機化工建設株式会社が担当する。
議会は、その他多数の議案を審議し、全ての議案が可決され、最終的には閉会した。市民のニーズに応えるための議会の取り組みが引き続き注目されることになる。