令和5年5月11日、高山市議会にて令和5年第2回臨時会が開催され、重要な議題が次々と採決されました。
本会議では、議長及び副議長の選挙が行われ、水門義昭議員が議長に、榎隆司議員が副議長にそれぞれ選出されました。水門議長は「多くの課題が残っている」とし、チーム議会として、議員全員の意見を聞きながら運営していく考えを示しました。
続いて、会期の決定や議席の指定、会議録署名議員の指名などが行われました。特に、日程第9の監査委員の選任では、監査委員に伊東寿充議員が新たに選任されることが承認されました。
さらに、令和4年度高山市後期高齢者医療事業特別会計補正予算についての専決処分が報告され、同様の手続きで令和5年度高山市一般会計補正予算についても承認されました。
また、税条例の一部改正についても話題に上りました。この改正は、特に地域の発展に向けた支援策の一環とされ、高山市の税収向上を見込んでいます。
議案の中には、スクールバスと高規格救急自動車の取得に関するものもありました。教育委員会からは、老朽化したスクールバスの更新が急務であるとの報告があり、地域の安全確保に向けた取り組みが重要視されています。
最後に、副議長の榎隆司議員が「市民にとって頼られる議会にしたい」と抱負を述べた後、本会議は閉会を迎えました。
今回の臨時会は、高山市の今後の運営に向けて重要な決定がなされ、議会の役割と市民の期待に応える姿勢が垣間見えました。