令和4年11月30日、郡山市議会の12月定例会が開催された。
会議の初めに、塩田義智議長が議事を進行し、第一に会議録署名議員の指名が行われた。
高橋善治議員、八重樫小代子議員、諸越裕議員が指名され、これが正式に承認された後、会期の決定に関する議題に移った。
會田一男議会運営委員会委員長が報告し、本定例会の会期が12月15日までの16日間であり、議事日程も定められた。
市政一般質問の発言通告者が18名に上ることも報告され、これに基づく質問順序が了承された。
特に注目を集めたのが、郡山市産米の消費拡大に向けた特別委員会による報告である。
七海喜久雄委員長が同委員会の成果を発表し、16回の会合を経て条例案の策定に至ったことを強調した。
この条例により、郡山市産米の優れた食味 और安全性を積極的に発信し、市民との連携強化が求められる。
議案の一つとして、郡山市産米の消費拡大を推進する条例案が提案され、また新型コロナウイルス感染症に関連した施策も含まれていると述べられた。
市長の品川萬里氏も挨拶し、市政の課題や今後の施策について説明。
さらには、議案第163号から第201号の補正予算案39件についての提案が行われ、各議案が一括して議題に供される。
市長は新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況や、昨今の景気動向を語りつつ、郡山市の音楽・文化関係団体の活躍も称賛した。特に、全国的に評価された学校や音楽団体の成果に触れ、地域の文化振興に寄与することが重要であると述べた。
最後に、七海喜久雄議員が郡山地方広域消防組合議会議員として指名され、正当な手続きを経て当選が告げられる。
この日の会議は、郡山市の発展に向けた重要な決議が行われ、散会となった。