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いわき市の新型コロナ対策、議案が承認される

いわき市議会で新型コロナウイルス対策に関する議案が承認された。市長は経済支援を強調。
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令和3年10月7日、いわき市議会臨時会が開催された。

この会議では内田広之市長の挨拶が行われた。内田市長は、去る9月5日に実施された市長選挙で選任されたことを報告し、前市長への敬意を表した。また、新型コロナウイルス対策を最優先事項として掲げ、経済支援と感染防止を両輪で進めることを強調した。

さらに、市長は中・長期的課題として、若者の雇用と教育、医師不足、農林水産業の担い手不足などに取り組む必要があると述べた。特に、新エネルギーやデジタルトランスフォーメーションなどの先進的な取組を進めることが重要であると指摘した。

日程に入ると、最初に会議録の署名議員が指名された。次に、本会議の会期について決定がなされ、本日は1日間とすることが確認された。続いて、議案第1号と第2号が取り上げられた。市長が提案した議案には、損害賠償額の定めと新型コロナウイルスワクチン接種体制確保に要する経費の補正予算が含まれ、いずれも緊急を要する案件である。

教育福祉常任委員長が議案第2号について報告し、ワクチン接種のための所要経費についての補正が行われた旨を説明した。また、政策総務常任委員長からの報告では、議案第1号に関する質疑があり、事故の経過や損害賠償に関する質問がなされた。質疑に際し、損害賠償額の算定の適正性や今後の取組について意見が交換された。

続いて、議案第3号および第4号の市長提案に関する説明があり、副市長及び監査委員の選任が議題となった。新たに下山田松人氏及び増子裕昭氏がそれぞれの職に選任されることが議会で同意され、議案は全てスムーズに承認された。議長は最後に、本会議の日程が全て終了したことを報告し、いわき市議会10月臨時会を閉会すると告げた。

議会開催日
議会名令和3年いわき市議会10月臨時会
議事録
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