令和元年いわき市議会6月定例会が、6月13日に開催された。
本定例会では、会期の決定とともに、議案第1号から第29号までの提案が行われた。
市長の清水敏男氏は、議会の冒頭で天皇陛下の即位に対する祝意を表明し、議会が軽装化を実施していることについても言及した。特に、アロハシャツの着用が採用されたことについて、議員らの協力に感謝の意を示した。
次に、新任者として発言を求められた山田誠氏(危機管理監)は、"市民の皆様の生命財産を守るべく、安全安心な暮らしの実現に向けて全力を挙げて取り組む"と述べた。続いて、他の新任者も各々の職務についての意気込みを語り、特に、市民協働や地域共生の重要性が強調された。
さらに、清水市長は、東京2020オリンピック聖火リレーの準備状況や、文化イベントの開催について具体的に説明した。特に、聖火リレーのスタート地点が市内となることは誇りであり、多様な文化が交わるイベントが予定されている。
また、共創型地域交通モデル事業や、カーシェアリング官民共創実証事業についても詳細に報告された。これらの取り組みは、交通利便性の向上及び地域活性化を目的としており、現在の利用状況も好調であるとされる。
その後、議案第1号から第29号までの提案理由説明が行われた。特に、いわき市体育施設条例の改正や国民健康保険税条例等の改正については、充実した説明が行われ、議員からの理解が求められた。これに対する質疑応答は、次回6月17日に予定されており、議員たちは慎重な審議が期待される。
最後に、議長から本日の会議が終了した旨の発表があると、議会は午前11時02分に散会した。