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いわき市議会、地域資源を活用したまちづくりに全力

いわき市議会が地域資源を活用したまちづくり、自転車推進や住民の健康確保に向けた質疑を展開。
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令和元年6月20日、いわき市議会で様々な重要議題が取り上げられ、各議員から活発な質問が行われた。

初めに、塩田美枝子議員は「地域資源を生かしたまちづくりについて」質問を行った。サイクリング事業に関して、国の自転車活用推進計画を受けて、県が来年3月を目処に計画を策定中である旨を指摘し、今治市の視察経験を基に、自転車活用の重要性を訴えた。

この後、市長清水敏男氏は「いわき七浜海道」の整備状況について触れ、約53キロメートルにわたるサイクリングルートを整備中であると説明した。

さらに、土木部長上遠野裕之氏は、自転車利用の促進と安全性の確保のために、ルート沿いに多くの案内板や安全標識を設置する計画を述べた。

次に、ユニバーサルマナーの問題に移り、塩田議員は高齢者や障害者に配慮した対応について質疑した。今後も、職員の研修計画にユニバーサルマナー検定を組み込むことが提案された。

また、登下校時の荷物軽減策についても議論され、特に教科書の減量を求める声があがった。教育部長高田悟氏は、小・中学校での配慮について言及した。

続いて、受動喫煙防止対策について、柴野美佳議員が強く訴えた。市内における禁煙政策の強化が求められ、特に子供たちの健康を守るために、さらなる取り組みが必要であると強調された。市長は受動喫煙の影響に対し、環境整備を進める必要性を認識していると述べた。

健康元年を宣言したいわき市では、様々な健康づくり施策の強化が方向付けられており、増収を伴う新施策への対応が求められている。「がん教育」の重要性も言及され、受診率向上のための施策が期待されている。

これらの議題は、いわき市の市民の生活や健康に影響を与える施策であり、多くの市民から注目されている事案である。議員らは、今後の具体的な行動や施策の実施を求めていく意向を表明した。

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議会名令和元年6月定例会
議事録
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