令和5年12月14日、会津若松市議会の定例会議が開催され、追加提出された議案に関する議論が行われた。
出席議員は28名であり、議事は滞りなく進行。議題は、議案第102号から106号までの議員の派遣に関するものである。議案第102号は全議員により提出され、提案理由の説明は省略された。
議案第103号については、古川雄一議員が提案理由を説明。これは地方公共団体での取組調査のため、総務委員会へ議員を派遣するものであると述べた。
さらに、議案第104号の説明を行った小倉孝太郎議員は、文教厚生委員会に関連する議員派遣の重要性を強調。議案第105号の吉田恵三議員は、産業経済委員会の脳かつ特化した調査のための派遣必要性を述べ、最後に議案第106号の髙梨浩議員は、建設委員会の議員派遣に関して提案理由を説明した。
その後、議案等に対する総括質疑に移り、譲矢隆議員が一般会計補正予算に関する質問を行った。障がい者福祉費の課税扱いに対する質疑の中で、市が過去に非課税と誤認していた事例に焦点が当たった。また、健康福祉部長の新井田昭一氏は、消費税の取扱いが法的改正により明確にされるものの、過去の対応に誤解が生じたとの見解を示した。
質疑では再発防止策や法的根拠、今後の対応についても言及され、市長である室井照平氏は、地方公共団体としての国への提案をする意向を示した。
選挙管理委員および補充員選挙は無事に終了し、投票数は28票となった。各候補者が当選し、次回の市政運営において重要な役割を担うこととなった。議会は、全ての議程を終了し散会した。