令和6年6月の会津若松市議会定例会は、議案や請願の審議が行われた。
議案第65号から第69号にかけては、議員の派遣に関する内容が提案された。これらは、他のまず地方公共団体における取組調査を行うためであり、各委員会の議員が派遣される。
特に議案第66号では、古川雄一議員が他の地方公共団体における調査の必要性を訴えた。
それに対し、横山淳副議長が快く協議の進展を期待している旨を述べた。
また、コロナウイルスワクチン接種の補正予算は、原田俊広議員が新型コロナウイルスワクチン接種事業費について質疑を行い、ワクチン接種費用の急激な増加に疑問を呈した。健康福祉部長の山口勝彦氏は、国からの価格設定によるものであることを説明し、質疑が続いた。
さらに、会議では学校給食費の無償化に関する請願が提出され、原田議員がそれぞれ国と県に対して補助金の拡充を求める内容を紹介した。請願は会議での議論を経て、審査が各委員会に付託されることとなった。
さらに、議案には「スマートシティ会津若松推進事業」も含まれ、企画政策部長の佐藤浩氏がこのプロジェクトの概要や財源について詳しく説明した。これは特にデジタル田園都市の実現に向けた取り組みであり、地域の住民や企業と連携しながら進めていく方針が示された。
今回の定例会では、重要な議案や請願が上程され、市の方向性に関する活発な意見が交わされた。議会は今後もこれらの議案が地域社会にどのような影響を与えるか注視していく必要がある。