令和5年4月臨時会議において、議案第43号が可決された。
この議案は、令和5年度の会津若松市一般会計補正予算の第3号である。
採決は満場一致で行われ、原案がそのまま通過した。
議長の清川雅史氏は、今回の議案について、「委員会の顧慮を受けた形での内容であり、特に市民の生活向上に寄与するもの」と述べた。
この補正予算には、デジタル田園都市国家構想における選定事業が含まれ、市民の利便性向上が目指されている。
また、子育て世帯への支援策も重要視されており、給付金の収入要件と生活困窮世帯の支援に関する質疑が行われた。
予算決算委員会の委員長、戸川稔朗議員は、「慎重に審査を進め、異論なく可決すべきとの結論に至った」と報告した。
会議においては、質疑応答がなされ、さらに意見の開陳は別の機会に控えることとされた。
このように、市議会では透明性を確保しつつ、生活支援を強化する動きが進められていることが伺える。
最後に、議長は議案を原案通り決めることに賛成者を求め、全員が起立する結果となった。
今後、この予算が市民にどのような影響を及ぼすのか、注視していく必要がある。