令和4年松戸市議会9月定例会が8月31日に開催され、重要議題が扱われた。
この定例会では、会期の決定や議案の選任が中心となった。その中でも特に、令和3年度松戸市一般会計歳入歳出決算の認定については注目を集めた。
市長の本郷谷健次氏は、決算の中で効果的な財源配分と、景気の持ち直しに向けた取り組みを強調した。特に、待機児童ゼロ達成について「市民が主役の魅力ある松戸の実現へ向け、戦略的な施策を展開している」と述べた。
また、令和4年度の補正予算案も変更が提案され、歳入金額は1,765億9,915万円、歳出金額は同額を見込んでいると説明された。加えて、職員の定年引き上げを目指す法改正に伴う規定整備についても検討がなされた。
市川恵一議長は、各議案について質疑応答を促すも、通告はなく、異議がなければ通過する見込みだ。議案第38号と第39号に関しても同様に、採決において異議なしと認められ、通過する運びとなった。
このように、松戸市議会では市民の安心・安全を第一に考え、コロナ禍での施策が検討され続ける。今期定例会は9月28日までの29日間であり、市民の暮らしに直結する政策が注目される。