令和3年第1回君津市議会定例会が2月17日に開会し、主要な施策が報告された。
市長の施政方針では、予算案を含む30個の議案と2件の報告が提案され、特に新型コロナウイルス感染症対策や地方創生に関する施策が強調された。
石井宏子市長は、新型コロナウイルス感染症の影響により市民生活に与える影響を軽減するため、全力を挙げて取り組んでいくと述べた。また、令和3年度の予算案では、一般会計予算が343億8,000万円に達し、前年度比で増加していることが報告された。
加えて、教育長の任命についても触れられ、現職の粕谷哲也氏が再任されることが決定された。彼は教育行政に対する知識と経験が評価され、議会の同意を得た後、次期の市政運営に努めるとした。粕谷氏は子どもたちが安全に学べる環境を整えることを最優先にすると語った。
新年度に向け、市は防災・減災対策の強化を図り、これまでの経験を活かして地域の防災力向上に努めるとした。また、コロナ禍での新たな生活様式に対応した公共サービスの提供にも注力する意向が示された。
最後に、地方創生に向けた施策として、地域の活性化を図るための計画が述べられ、市民との連携を強化し地域の特性を活かしたまちづくりを進めることが誓われたとされる。