令和元年第1回君津市議会臨時会が10月25日、君津市議会議事堂において開催された。
議事では、議長、副議長、常任委員、議会運営委員などの選任が行われ、新たに選ばれた議会陣容が確認された。
議長には鴇田剛氏、副議長には保坂好一氏がそれぞれ当選し、全体の支持を得て就任した。
市長である石井宏子氏は、議会の新体制について喜びを表明した。
この臨時会では、またいくつかの重要な議案が上程された。特に、令和元年度君津市一般会計補正予算(第5号・第6号)に関する議案が注目を集め、災害対応のための追加措置が提案され、委員会付託を省略して討論し、可決された。これにより、災害廃棄物の処理や公共施設の復旧に向けた予算が承認された。
また、議案に基づき、千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員や君津中央病院企業団議会議員、さらに君津市消防委員会委員の選任や選挙も実施された。議会運営委員の選任とともに、各議案に関する質疑も行われた。特に、災害被害に対する市議会の対応が重要なテーマとなり、多くの議員が意見を述べ、復興に向けた連携が強調された。
市長は、台風による被害状況についても言及し、迅速な復興を目指す意欲を示した。災害対策本部の設置や情報収集に全力を尽くす方針が示され、市民の安全確保に向けた取り組みが重要視された。今回の臨時会を通じて、市議会は災害後の対応に資する新たな方針を固め、市民に信頼される行政の実現に貢献する姿勢を表明した。
このような決定により、議会は次なる課題への対応に必要な体制を整え、地域の安全と発展を目指す。