君津市議会は、令和4年第4回定例会を開催し、さまざまな重要な議題が浮上した。
中でも、公用車のカーシェアリング導入については、経費削減や環境負荷軽減に向けた期待が寄せられている。
市の維持管理費用は約2900万円であり、公用車の稼働率も通年で約54%とされている。この状況から、カーシェアリング導入により、より効率的な運用が可能になると考えられている。国や他市の事例を参考にしながら、市は具体的な検討を進めると述べた。
次に、修学旅行の無償化に関する議論も盛んに行われた。
現在、中学校の修学旅行の費用は最高で7万8千867円に達することがあり、保護者にとって大きな負担となっている。全体として約5400万円の修学旅行費用が発生しているため、財源確保を含めた本市の今後の取組についても注目されている。無償化によって保護者の圧力が軽減され、質の確保が図れるとの意見が出る中、導入に向けた有効性を検討する段階にあるとのことであった。
さらに、公文書の管理については、取消しに関する不適切な処理の問題が指摘された。具体的には、工事に関連する完了調書を誤って扱った事案であり、結果的に一部の職員が処分されたことも報告されている。庁内での透明性を高めるためには、今後の取組が課題であると考えられる。
その他、君津駅周辺の空洞化問題も議論された。駅周辺には老朽化した施設が存在し、今後の民間投資や活性化を見込んで様々な対策を検討する必要があるという。
全体として、市は多くの課題解決に向け、市民と共に取り組む姿勢を示していることが明確であった。