令和4年第4回君津市議会定例会が12月16日に開催された。議題には20件を超える議案や、2件の陳情があり、全ての提案が可決された。
議案の中でも特に注目されたのは、個人情報保護に関する条例の制定や、職員の定年延長に関する条例の改正である。これらの議案は、今後の市政において重要な政策となることが期待される。
また、陳情の中では、保育士の配置基準を引き上げることを求める意見書や、加齢性難聴者のための補聴器購入支援制度の創設が提案された。しかし、いずれも不採択となった。保育士配置基準の引き上げについては、国基準が70年近く変更されていないことが指摘されたが、具体的な方策が求められる中での不採択となった。
さらに、議長の三浦章氏が本日も会議を円滑に進行した中で、教育福祉常任委員会や総務常任委員会からの報告を受けながら、各議案が質疑応答の後に採決に移された。出席議員は21名、欠席は1名であった。市長の石井宏子氏も、議会の審議を受けて、今後の市政運営について意見を述べた。特に、新型コロナウイルスの影響を考慮した施策が求められる中で、市民生活の向上を図る必要性が強調された。