令和元年第2回君津市議会定例会が、6月21日午後2時に開会し、様々な議案や陳情が審議される予定である。
議長の鈴木良次氏は、日程に入る前にいくつかの報告を行った。
報告の中で、日本沖縄政策研究フォーラムからの陳情書や、原発に対する要請が挙げられた。
特に、反原発を求める意見書に関しては、市議会としての対応が求められることが強調された。
次に日程の最初に、会議録署名議員の指名が行われた。
指名されたのは、佐藤葉子氏、野上慎治氏、そして石上塁氏の3名である。
特に、会議録署名議員の役割は重要であり、正確な議事録作成が求められる。
続いて、議案第2号から第14号までの一括審議が行われ、各常任委員長から慎重審査の結果が報告された。
例えば、議案第3号に関する審査では、消費税の引き上げに伴う条例改正が提案され、法令との整合性について質疑があった。これに対し、意見交換が活発に行われ、税負担の公平性が求められた。
教育福祉常任委員長の橋本礼子氏からも、教育関連の議案について臨時的な措置や対応が求められるという報告が行われた。
特に「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」など、教育に関する陳情が多く、国などに対する意見表明が必要であるとした。
その後、発議案が二件提案され、いずれも議会の透明性向上を目指すものであり、質疑の後全て可決されている。発議案第4号については、議会基本条例の制定を求めるものであり、議会自身の運営に関わる重要なものである。