令和3年第2回君津市議会定例会が、令和3年6月1日午前10時に君津市議会議事堂で開会された。出席議員は21名であり、今期定例会の会期は18日間と決定された。
市長の石井宏子氏は開会にあたり、今回提案する議案について説明を行った。議案は計7件で、特に君津市税条例の一部改正や教育・保育施設に関する基準の改正について言及された。これらの改正は、地域の課題解決に向けたものであると強調した。
新型コロナウイルス感染症の影響に関連しては、経済支援やワクチン接種体制の強化に向けた補正予算が提案されており、生活支援を含む多角的な施策が求められている。これに関連して、市長は地方経済を支えるため、適切な対策が必要だと述べた。
また、産業廃棄物処分場に関する請願が提出され、須永和良議員から趣旨説明があった。第Ⅰ期処分場の漏洩事故に関して、現状を踏まえた上で千葉県に改善を求める内容となっている。地域住民の水道資源を守るため、改善策が求められている。一方で、この問題は長期に亘るものであり、根本的な解決が必要であるとの指摘もあった。
議会は今後も、引き続き議案調査や一般質問を行い、審議を重ねることが決定された。次回の本会議では、6月4日が予定されており、議員による質疑や議案の採決が行われる見込みである。以上の経過を踏まえ、君津市の今後の方針が注目されている。