令和4年第1回君津市議会定例会が3月8日、午前10時に開会した。
市長の石井宏子氏は、施政方針の中で新型コロナウイルス感染症対策に尽力してきたことを振り返り、今後の対策の強化について言及した。また、感染拡大の防止策として、保健所の業務への支援体制を強化していることを明らかにした。コロナ感染者数は依然として高い水準にあるため、基本的な感染対策を市民に呼びかけ続ける方針だ。市政運営における危機対応の重要性を認識し、市民の安心安全を最優先に考えると強調した。
一方、新型コロナの影響に伴う経済活動の低迷や、医療現場のひっ迫についても言及した。特に、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあるとはいえ、依然として高い水準であることから、さらなる感染拡大の防止に向けた取組が求められている。
また、オスプレイの木更津基地への配備については、市民の不安を払拭するための情報共有や体制づくりが必要であるとし、関係団体と今後とも連携して市民に安心感を提供する姿勢を示した。
磯貝清氏は、議会でロシアのウクライナ侵攻に対する抗議を表明したことに触れ、このような共同声明を発信していく重要性を訴え、今後も市の動向を注視していく意向を示した。