令和4年第1回君津市議会定例会が2月17日に開会した。
議会の開会にあたり、三浦 章議長が出席議員の数を伝えた。出席者は20名で、定足数を満たしていることが確認された。また、議長から新型コロナウイルス感染症対策としての対策が報告された。議会ではマスク着用が求められ、議場の換気が行われることが伝えられた。
市長の施政方針が述べられ、石井 宏子市長が市民や医療従事者への感謝を表明した。新型コロナウイルス感染症への対応として、ワクチン接種の重要性が再度強調された。市長は、昨年を振り返り、医療関係者や市民の協力が大切であったと述べた。
施政方針において、市長は環境に対する取り組みを強調した。2050年までにカーボンニュートラルを達成し、環境と経済が調和した社会を目指す姿勢が示された。さらに、環境グリーン都市の具現化へ向けたプロジェクトについても話された。
また、予算案の詳細が報告され、令和4年度の一般会計予算は360億6,000万円となる見込みで、前年と比べ4.9%の増加が見込まれている。市税収入の増加が主な要因であり、特別会計の合計は536億1,000万円で、前年に対して3.1%の増加が予定されている。
一般質問の実施も告知され、参加議員からの質疑応答を通じて、市民のニーズや地域課題に対する理解が深まることが期待されている。今後の議会での議論を通じて、市民との対話を重視し、透明な政策運営が求められている。
その後、議案の審議が行われ、施政方針に基づいた具体的な施策や予算案が提出された。議員たちは新型コロナウイルスによる影響を受けた地域経済の再生や、市民生活を守るための施策を吟味する必要性について認識を深める日となった。