令和2年12月18日、香取市議会定例会が開かれ、重要な議案が多数審議された。
議題には、令和2年度香取市一般会計補正予算が含まれており、委員长の奥村雅昭氏が総務企画常任委員会の報告を行った。予算案では、中学校トイレ改修事業について国の補正予算の影響で減額されることが明らかにされ、質疑応答の際、同事業は63か所で総計537本の伐採が予定されていると理解されている。
さらに、同日の会議では香取市特別職の職員給与に関する条例改正案が提出され、新たに政策アドバイザーを5名設置することが決定した。これにより、コロナウイルス対策や観光事業の回復に向けた具体的な助言が求められている。
次に、福祉教育常任委員長の平野和伯氏が議案第8号から第11号の報告を行い、デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例が廃止されたことが伝えられた。新たな契約変更による工事請負金額が約200万円増加した原因として、建物の腐食や外壁の補修等が挙げられ、今後の事業に合わせた適切な対応が進められる方針が示されている。
生活経済建設常任委員会から提出された議案では、国民健康保険条例の改正案が可決された。また、香取広域市町村圏事務組合規約の改正には、多古町の加盟状況が議論され、必要に応じて業者との協議で進めることが確認された。
最後に、閉会中の継続審査の申し出が承認された。福祉教育常任委員会に引き続きて審議を行うことから、今後の取り組みが期待されている。