令和4年6月17日、香取市議会では定例会が行われ、数多くの議案が審議された。特に注目されたのは、議案第5号及び第7号の撤回についてである。
市長の伊藤友則氏は、両議案の撤回理由として、パークゴルフ場の利用料の記載内容を改めて検討する必要性を強調した。これに対して、加藤裕太議員は、具体的な修正案や他の類似条例との整合性について質問。市の担当者は、利用料が市民と市外者で異なる点や、他の施設との規定の整合性について述べた。
次に、香取市選挙管理委員会の委員及び補充員の選定が行われ、文中で指名された4名が選任された。議長はこれに異議のないことを確認し、正式に決定した。また、議案第1号から第10号に関する一括審議も行われ、特に議案第1号の一般会計補正予算は全会一致で可決される結果となった。
さらに、議案第12号及び第13号に関しては、今後の教育支援強化を図るために、放課後児童クラブの設置や運営に関する条例改正が行われる予定である。伊藤市長は、補正予算が低所得者層と中小企業への支援を行うことで、地域経済の活性化を狙っていると説明した。
一方、請願第18号及び19号の採択も行われ、義務教育費の国庫負担制度の堅持、教育予算の拡充が求められる結果となった。福祉教育常任委員会は、これらの請願について全会一致で支持することを決定した。このように、香取市議会の議論を経て、地域のさまざまな施策が具体化していく。