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香取市議会、バリアフリー化と観光政策について議論

香取市議会での定例会では、学校施設のバリアフリー化や観光政策についての議論が展開され、新型コロナ後の観光施策が求められる。
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令和5年6月7日に香取市で開催された定例会では、市政に関するさまざまな質問が行われた。特に、学校施設のバリアフリー化についての重要性が強調された。

教育長の堀越洋氏によれば、香取市内の小中学校の多目的トイレの設置状況は、約73%であるという。今後は老朽化した公園施設の改修を進める中で、さらにバリアフリー化を進めていく考えだ。バリアフリー化は災害時の避難所としての役割も果たすため、必要性が高まっている。

続いて、公園や遊び場のインクルーシブ化について質問があり、障害の有無にかかわらず子どもたちが共に遊ぶことができる環境を整えるための取り組みが重要視されている。これについて、建設水道部の木村稔氏は、現状の課題を把握しつつ、インクルーシブ公園の整備の可能性を検討していくと宣言した。

また、特定外来生物についても議論が展開され、環境保全の観点からアカミミガメとアメリカザリガニの問題が提起された。生活経済部の平野靖氏は、これらの生物が地域の生態系に与える悪影響について理解を示し、必要に応じた駆除に関しても市民との協力を進めていく考えを示した。

さらに、香取市の資産の有効活用について広告掲載の取り組みが議論され、総合政策部の松田博明氏は各種広告媒体の利用状況を報告した。過去数年にわたり広告収入は減少していたが、回復の兆しも見られる。また、今後のネーミングライツへの取り組みについても、他市の先進事例を取り入れながら検討を進めるとの回答があった。

最終的に、新型コロナウイルスに関する対策も話題に上り、福祉健康部の荒井秀男氏は、感染症法上の位置づけが変わったことに伴い、市民への情報提供の重要性を改めて強調した。今後も市民に寄り添った施策を進めていくよう、関係各所での連携強化が求められる。

議会開催日
議会名令和5年第2回香取市定例会
議事録
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