令和元年6月21日に香取市で定例会が開催され、議案や請願など多くの事項が審議されました。
最初に、河野節子市議の発言取消しが認められました。発言の内容が不穏当とされたことから、議長はその申し出を許可しました。
続いて、議案第1号と関連する複数の議案が審議され、総務企画常任委員長の奥村雅昭氏が報告しました。ここでは、令和元年度香取市一般会計補正予算(第1号)に関する質疑が行われました。特に、プレミアム付商品券発行事業について、「国の補助金で全額賄われている」との説明がありました。
また、議案第2号から第4号、および第6号から第12号に関する審議も行われ、福祉教育常任委員長の平野和伯氏が報告しました。その中で、香取市介護保険条例の改正に関する質疑があり、対象者数の見込みについて「第1号被保険者は約4,500人」との答弁がありました。
一方、議案第18号では香取市公衆便所の設置及び管理に関する条例の改正について審議が行われました。委員からは、現行の公衆トイレの設置状況や維持管理費について質問が出され、今後の解体工事の予算についても報告されました。
さらに、議案の採決が続き、多くの議案が原案通り可決されました。特に、請願第2号や請願第3号に関する教育予算拡充の意見書が承認され、義務教育費国庫負担制度の堅持についても確認されています。
最後に、香取市都市計画審議会委員の選出が行われ、藤木裕士市議、千年正浩市議、根本義郎市議などが指名されました。このように、議会は議案と請願、発議案など多岐にわたる事項を審議し、重要な決定を行いました。