香取市においては、秋の収穫シーズンが進む中、定例会が開催された。今定例会では、市の水上スポーツ振興や介護予防事業についての議論が進められることに特に注目が集まっている。
香取市では、黒部川を利用した水上スポーツの振興が今後の市の発展に寄与するとの認識が示された。市長の伊藤友則氏は、「香取市民レガッタなどのイベントが黒部川を核に地域振興を目指してきた」と述べ、地域の水上スポーツに対する期待を強調した。市民レガッタは多くの市民が参加し、市の相互交流や郷土愛を育む機会となっている。シニア層や若者を中心にした「香取市民レガッタ」の開催は毎年盛況を博し、参加者の平均年齢も年々上昇している中で、特に若い世代の新規参加が求められている。
また、香取市では健康な高齢者の維持と介護負担軽減を目指した「香取もりもり体操」を推進している。市の福祉健康部長、荒井秀男氏の発言によると、現在、約845名が参加しており、その中でも女性が87%を占めている現状がある。一方で、男性の参加が少ないため、今後、男性が参加しやすい環境作りが必要であると強調された。この体操を実施することで、医療費の増加や介護保険料の抑制につながる可能性があると考えられている。
さらに、今回の会議では、男性へのHPVワクチン接種が注目されている。ヒトパピローマウイルスは男性にも疾病を引き起こすことが認められ、接種のメリットが強調された。香取市ではあらゆる市民がこのワクチンを受けることができるよう、今後さらに支援を検討する意向が示された。特に、男性へのHPVワクチン接種に対する助成制度の実施を要望する意見も出されており、市民の健康維持のために積極的なアプローチが期待されている。
最後に、香取市では行政の効率化と住民サービス向上を図る「書かない窓口」の導入を進める計画があり、数字的なデータ点検も行われている。住民が直接窓口に行かなくても済むようなシステムを構築することで、職員の業務負荷軽減を図りながら、住民サービスの質の向上が目指されている。今後の施策として、デジタル化の進展にともない、その有効性と利便性がさらに高まることが期待される。