令和元年6月に開催された香取市議会定例会では、議案や請願など様々な議題が議論された。
特に「議案第5号」については議論が重要視され、香取市東庄町病院組合の解散に伴う事務の承継に関して採決された。
「本案に賛成の諸君の起立を求めます」と議長が呼びかけると、賛成者が立ち上がり全員賛成の結果となった。
議長は、「原案の通り可決されました」と報告した。
また、議案第1号から第4号については、各常任委員会に質疑が付託され、25件一括での審議が行われた。
この中で河野節子議員が、障害福祉費の内容や地域生活支援事業の運営補助金について質問を行い、具体的な業務内容についての確認がなされた。
福祉健康部長の畔蒜孝氏は、障害児の療育体制の充実を目指していると述べた。
さらに、風しん対策として計画されている抗体検査については、今年度は3,500人が対象となる。
特に、昭和37年から54年生まれの男性が対象で、その後の予防接種も無料で受けられる制度が説明された。
「この制度により、過去に風しんの予防接種を受けていなかった男性の方々が対象です」と畔蒜健康部長は強調した。
一方、プレミアム付商品券発行事業については、消費税率の引き上げに伴う地域消費の喚起を目的とし、購入価格2万円で2万5,000円分の商品券が手に入る旨が説明された。
宮崎秀行生活経済部長は、販売総額は3億7500万円を予定していると述べ、適正な審査と手続きを経て対象者への配布を行う方針を示した。
その他の議案や請願についても各常任委員会に付託され、議論される予定である。
これら様々な議題に対し、出席議員との活発なやり取りが見られ、今後の施策に向けた重要な意義が語られた。