令和４年８月１日の香取市臨時会において、３つの議案が提案された。
主な議題は、「香取市橘ふれあい公園有料公園施設の管理に関する条例の制定」と「橘ふれあい公園パークゴルフ場の指定管理者の指定」に関するものである。さらに、固定資産評価員の選任についても同意が求められた。
伊藤友則香取市長が、この臨時会を招集し、再提案した議案の内容について説明した。この両議案は、令和４年６月の定例会で撤回されたものであり、その理由として条例の内容や管理運営の見直しがあったことが述べられた。
議案第1号は、橘ふれあい公園内の有料施設の管理を定めるもので、体験学習施設やパークゴルフ場について規定する。市内外利用者の区別により利用料金を設定する方針であり、今後の決定に市民が注目している。議案第2号では、指定管理者として株式会社橘ふれあい倶楽部が再指定され、令和４年１０月のオープンを目指していると説明された。
会期は本日のみと決定され、質疑が行われた。加藤裕太議員は、議案撤回後の変更点やオープン時期への影響について尋ね、伊藤市長は問題なく進められているとの回答をした。また、料金設定や市民のニーズに関する意見も交わされ、宇井正一議員は、利用者の負担軽減が重要であることを強調した。
議案第3号についても質疑が行われ、 空席となっている固定資産評価員の選任が求められた。これに関しても全議員が賛成の意を示し、３つの議案はそれぞれ採決され、すべて可決された。市議会の皆様は今後、開設予定のパークゴルフ場に注目し、利用者が市外から訪れることにも期待している。