令和4年9月7日に開催された定例会において、市政に関する一般質問が行われました。
各議員は様々なテーマで質問をし、特に糖尿病性腎症重症化予防事業や不登校対応に関する取り組みが注目されました。
糖尿病性腎症に関して、十和田市では重症化を防ぐプログラムを進めており、医療機関未受診者や治療中断者への状況確認も行っています。
市長は、医療機関や関係機関との連携を強化し、この取り組みを継続する意向を示しました。
適応指導教室「若駒学習室」は、心理的要因により登校できない児童生徒に支援を行い、現状は前年と比較して増加傾向にあるとのことです。
教員が主担当となり一人一人に対応する体制が整っており、学校と地域の支援が求められると強調されました。
また、大雨被害に対する復旧状況も報告され、農地や道路、河川の被害が甚大であったとしました。
特に農業者への影響が深刻であり、農地や農業用施設の被害が178件に達したことが紹介されました。
市は復旧に対して努力していくとし、各種対策を講じているとの報告がありました。
今後も継続的な取り組みが必要とされており、農業の未来に向けた支援策が求められています。
議員からは、所得の減少に伴う課題も指摘され、新たな担い手の確保や基盤整備事業の重要性が再確認されました。
全体として、市民の生活向上に向けた質の高い施策と連携が必要とされる会議となりました。