令和3年第1回十和田市議会定例会が開催された。
この会議では市の重要な条例案について討議され、いくつかの条例案が可決された。
特に、押印手続きの見直しに関する条例が議題に上がった。
これに関して、堰野端展雄議員は、「この押印不要の範囲について具体的にどうなるのか」と質疑した。
総務部長の中野孝則氏は、約1,000件の様式のうち、400件が押印不要となると説明し、市民への周知が必要と強調した。
また、十和田市職員定数条例の改正についても議論された。
市の運営を効率的に行うための必要な措置とされた。
この他、令和3年度の一般会計予算案も審議され、歳入歳出を合わせて452億2,226万7,000円に上ることが報告された。
市長の小山田久氏はこの補正予算の理由を説明し、財源として市債を9,020万円、国庫支出金を3,086万5,000円追加するとの見込みを示した。
議案が多くの質疑を受ける中で、今回の議会ではほぼ全ての議案が異議なしで承認され、円滑な議会運営が行われた。
市議会の進行を見守る中、出席した議員たちの活動が市民へのサービス向上につながると期待されている。
これにより、十和田市は今後の行政運営において、より良いサービスの提供を目指していく方針であることが明確になった。