令和4年3月22日、十和田市議会の定例会が開催された。
この会議では、様々な議案が審議され、複数の重要事項が承認された。
まず、令和3年度十和田市一般会計補正予算の報告があり、報告第1号と報告第2号は異議なしで承認されました。
次に、令和4年度の一般会計予算が審議され、全議案が原案どおり可決されたことが強調されました。
小山田久市長は、「収支が均衡した予算であり、地域の未来を見据えて策定した」と述べ、予算の目的を市の住民に理解してもらう大切さを伝えました。
議案の中で特に注目されたのは、職員の定数条例の改正に関する議案でした。議長の畑山親弘氏が質疑応答を行い、「これまでの人数を踏まえて再考すべき」との意見が出ましたが、結果として原案のとおり可決されました。
また、ロシアのウクライナ侵攻に抗議し非難する決議が提出され、櫻田百合子議員が提案理由を説明しました。この決議は、国際法違反の状況に対する強い抗議を示し、十和田市としての立場を明確にするものであり、出席した全議員から賛同を得て可決されました。
さらに、十和田市国民健康保険税条例については新型コロナの影響による減免措置の延長が提案され、これも異議なく承認された。
最後には、市議会議員定数調査特別委員会の報告があり、議員定数を減らすべきとの意見が多く出た一方で、様々な意見が交わされた。特に、町の人口減少に伴う議員の役割が再考され、現在の定数維持が妥当との結論が多くの議員によって支持されました。
全会議が円滑に進行し、結果的にすべての議案が承認され、議会は閉会を迎えました。市議会の活動が市民へどのように反映されるのか、その動向が注目される。